シドニーFC、元スロバキア代表FWホロシュコの退団を発表

AリーグのシドニーFCは22日、所属する元スロバキア代表FWフィリップ・ホロシュコ(33)の退団を発表した。

ホロシュコはトルコ1部リーグのベシクタシュなどで活躍後、15-16シーズンから年俸上限のないマーキープレーヤーとしてシドニーFCに所属。1年目こそ24試合10ゴールと活躍したものの、今シーズンは28試合8ゴール。同じくマーキープレーヤーで、これまた同じくベシクタシュなどで活躍した同僚のブラジル人FWボボー(32)が15ゴールを挙げる中、本来のパフォーマンスを出せずにいた。

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シドニーFCのイビニ=イセイ、MLSクラブへ移籍

アメリカ・MLS(メジャーリーグ・サッカー)のバンクーバー・ホワイトキャップスは10日、ベルギー1部リーグのクラブ・ブルージュから元オーストラリア代表FWバーニー・イビニ=イセイ(24)獲得を発表した。

ナイジェリア系オーストラリア人のイビニ=イセイは187cmと長身のウィンガー。セントラル・コースト・マリナーズ在籍時の2010年に当時マリナーズの指揮を執っていたグラハム・アーノルド(53・元仙台監督)に見出されプロデビュー。将来を嘱望されていたが、以降は中国やベルギーリーグ挑戦に失敗するなど伸び悩んでいた。

昨シーズンはクラブ・ブルージュから恩師であるアーノルドが率いるシドニーFCへローン移籍。20試合3ゴールと数字こそ残せなかったものの、献身的なプレーでクラブのリーグ制覇に貢献していた。

ニューカッスル・ジェッツ、元サンダーランドのFWオドノヴァンを獲得

Aリーグのニューカッスル・ジェッツは19日、同リーグのセントラル・コースト・マリナーズから元U-21アイルランド代表FWロイ・オドノヴァン(31)獲得を発表した。

オドノヴァンはかつてイングランド・プレミアリーグのサンダーランドでプレーした経歴を持つストライカー。近年はブルネイからSリーグへ越境参加中のDPMM FC、インドネシアのミトラ・クカールなどアジアを中心に活躍。2015年からAリーグのセントラル・コースト・マリナーズに在籍していた。

ニューカッスル・ジェッツ、ジョーンズ監督を解任

Aリーグのニューカッスル・ジェッツは16日、オーストラリア人指揮官マーク・ジョーンズ氏(50)の解任を発表した。

ジョーンズ氏はアデレード・ユナイテッド・レディースなどを率いた後、昨シーズンからジェッツの監督に就任。だがチームは5勝7分け15敗の最下位と低迷していた。

パース・グローリーFC、元U-21ルーマニア代表DFを獲得

Aリーグのパース・グローリーFCは21日、元U-21ルーマニア代表ルチアン・ゴイアン(34)獲得を発表した。

ゴイアンは185cmの長身CB。これまでディナモ・ブカレストを始め、中国スーパーリーグの天津泰達、CFRクルージュなどで活躍。昨シーズンはインディアン・スーパーリーグのムンバイ・シティFCで元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルラン(37)らと共にプレーしていた。

ちなみに彼の実兄はかつてパレルモやレンジャーズなどで活躍し、2016シーズン限りで現役を引退した元ルーマニア代表DFドリン・ゴイアン(36)。彼も196cmと大型のCBだった。

オーストラリア代表メンバー発表(vsイラク、UAE)。Jリーグ組のデゲネク、バーンズらが選出

オーストラリア・サッカー協会は17日、W杯アジア最終予選イラク代表戦(23日)、UAE代表戦(28日)に挑むオーストラリア代表メンバー23名を発表した。

今回最大の目玉はアデレード・ユナイテッドのMFライリー・マグリー。昨シーズンのAリーグ王者アデレードで活躍するセントラルMFだが、まだ19歳でこれまでA代表は未招集。若手選手を積極的に起用するアンジ・ポステコグルー監督ならではの人選となった。

またAリーグで好調を維持するシドニーFCからかつて仙台でプレーしたGKダニー・ヴコヴィッチ、DFリアン・グラントが選出。負傷離脱したMFジェームズ・ジェゴ(シュトルム・グラーツ)の代替選手としてFC東京でプレーするFWネイサン・バーンズが追加招集されている。

メンバーは以下の通り

・GK

マシュー・ライアン(24) / KRCヘンク(ベルギー)

ミチェル・ランゲラク(28) / VfBシュツットガルト(ドイツ2部)

ダニー・ヴコヴィッチ(32) / シドニーFC

・DF

トレント・セインスベリー(25) / インテル・ミラノ(イタリア)

ブラッド・スミス(22) / AFCボーンマス(イングランド)

レイズ・ウィリアムズ(28) / パース・グローリー

ベイリー・ライト(24) / ブリストル・シティFC(イングランド2部)

アジズ・ベヒッチ(26) / ブルザスポル(トルコ)

ミロシュ・デゲネク(22) / 横浜F・マリノス(日本)

リアン・グラント (26) / シドニーFC

・MF

ミル・ジェディナック(32) / アストン・ヴィラFC(イングランド2部)

マーク・ミリガン(31) / バニヤス・クラブ(UAE)

ジェームス・トロイージ(28) / メルボルン・ヴィクトリー

マッシモ・ルオンゴ(24) / QPR(イングランド2部)

アーロン・ムーイ(26) / ハダースフィールド・タウンFC(イングランド2部)

ジャクソン・アーヴァイン (24) / バートン・アルビオンFC(イングランド2部)

ムスタファ・アミニ (23) / AGF(デンマーク)

ライリー・マグリー(19) / アデレード・ユナイテッド

・FW

ティム・ケーヒル(36) / メルボルン・シティFC

ロビー・クルーズ(28) / 遼寧宏運(中国)

マシュー・レッキー(26) / FCインゴルシュタット04(ドイツ)

ネイサン・バーンズ(28) / FC東京(日本)

トミ・ユーリッチ(25) / FCルツェルン(スイス)

田代選手が移籍した”ウーロンゴン・ウルブズ”とは?リーグで通用するのか?

元日本代表FW田代有三(34)が移籍したオーストラリアのクラブ「ウーロンゴン・ウルブズ」。今回は彼らが一体どんなクラブで、またどういう経緯で田代選手の獲得に至ったのかなど、個人の考察も踏まえながら解説します。

「ウーロンゴン・ウルブズ」とは?

ウーロンゴン・ウルブズ

創設 : 1987年

所属 : ナショナル・プレミアリーグ・サウスウェールズ州(実質的なオーストラリア2部)

ホームスタジアム : ウーロンゴン・ショーグラウンド・スティーラーズ・スタジアム(23,000人収容)

ウーロンゴン・ウルブズはニューサウスウェールズ州イラワラ地方に位置するウーロンゴンを本拠とするクラブです。イラワラは現在オーストラリア国内で最も勢いのある地区とのこと。クラブカラーは赤。クラブ名はコロコロ変わっており、設立当初は「ウーロンゴン・シティFC」、1996年〜2006年までは「ウーロンゴン・ウルブズ」、2007〜08年までは「ウーロンゴンFC」、2009年に「ウーロンゴン・コミュニティFC」、2010〜15年までは「サウス・コースト・ウルブズ」という名前で活動。そしてクラブ創立35周年を迎えた2016年、再びチーム名を「ウーロンゴン・ウルブズ」の名に戻し、エンブレムも一新。新たなステップへと踏み出しました。(理由は後述)

所属するリーグは?

ウーロンゴン・ウルブズが所属するリーグはオーストラリア・ナショナル・プレミアリーグ(通称NPL)。Aリーグとの昇格/降格はなく、いわゆる”セミプロ”的な位置付けとなっています。リーグシステムは

    1stラウンド. 8地域によるリーグ戦
    2ndラウンド. 上位クラブによるプレーオフ
    3rdラウンド. プレーオフ勝者8クラブによるトーナメント

レベルは決して低くなく、特にニューサウスウェールズ州はAリーグ発足前からしのぎを削ってきた強豪クラブがひしめき合っています。ちなみにこのリーグは2014年にソニー・コンピュータ・エンターテイメント・オーストラリアがネーミングライツを取得。以来「プレイステーション4」の名が頭についています。

日本人選手も多くプレーしており、ニューサウスウェールズ州北部リーグのエッジワースFCにはサンフレッチェ広島を率いる森保一監督(48)の次男であるFW森保圭吾選手(23)が在籍中。昨シーズンはチームの年間MVPに選出されました。

クイーンズランド州リーグのブリスベン・ストライカーズにはかつてブラウブリッツ秋田やSC相模原でプレーしたDF大森啓生選手(26)が所属。昨シーズンは攻守に印象的な活躍を見せ、現地メディアから「Aリーグのクラブが獲得に動いている」と大々的に報じられました。

近年のウーロンゴン・ウルブズは?

昨シーズンのウルブズはNPLニューサウスウェールズ州リーグ11位(全12チーム)。ここ数年はなかなか2ndラウンドに進めないシーズンを送っています。更に同リーグには昨シーズンのNPL全体の優勝クラブであるシドニー・ユナイテッド58FCの壁が高く立ち塞がり、決勝ラウンドへ進むにはかなりの躍進が必要とされているのが現状です。

そんな中、ウルブズは2016年、「将来的なAリーグ参入を目指す」との意思を発表しました。

オーストラリア・サッカー協会は将来的なAリーグ拡大に意欲を見せており、その候補として名乗りを挙げたと当時は大きなニュースになりました。ところがその後レッドブル・ザルツブルグなどの経営で有名なオーストリアの飲料メーカー”レッドブル社”、中国の不動産大手企業を中心としたグループなどが次々と参戦の意思を表明。”ライセンスや資金面等厳しい制約があるAリーグはどのチームを選ぶのか”と注目が集まっています。

田代選手のウルブズでの役割とは?リーグで活躍できるか?

日本でも話題となった田代選手の移籍ですが、個人的な見解としてはウルブズ側の「Aリーグ参入へ向けての対外的なアピール」の意味合いが強いように感じています。あくまで憶測ですが、日本代表にも選出された経歴を持つ選手を獲得し、クラブの対外的な評価を上げるための獲得という側面が強いのかもしれません。

一方でもちろん戦力として期待されていることも間違いないでしょう。田代選手はスピードに定評のある元U-20オーストラリア代表FWジョシュ・マクドナルド(21)の相方としてCFのポジションでプレーするのでは、と予想しています。

※田代選手とコンビを組むことが予想される元U-20オーストラリア代表FWジョシュ・マクドナルド(21)。かつてAリーグのウェスタン・シドニー・ワンダラーズでプレーした経歴を持つウーロンゴンのエースストライカーです。

Jリーグよりもフィジカル面で勝るオーストラリアの地で彼の身体の強さが「ストロングポイント」として通用するかは未知数ですが、経験に裏打ちされたポストプレーやゴールセンスはまだまだ健在。今後の活躍やクラブの意向次第ではAリーグでプレーする可能性もあるだけに、今後の彼の活躍に期待が集まります。

ウーロンゴン・ウルブズ、元日本代表FW田代有三を獲得

オーストラリア・ナショナル・プレミアリーグ(2部相当)のウーロンゴン・ウルブズは7日、昨シーズン限りでセレッソ大阪を退団した元日本代表FW田代有三(34)獲得を発表した。

※オーストラリアの記者さんによる、入団会見の様子

田代選手が加入するウーロンゴン・ウルブズは将来的なAリーグ参戦を目指しており、先日も”地元の有力者数人の支持を取り付けた”とのニュースが現地メディアにて報じられている(関連記事はこちら)。近い将来、Aリーグで田代選手の勇姿が見られる可能性が高まっている。

Aリーグに新クラブ設立か?中国資本母体のチームが入札へ

オーストラリアメディア「FOX SPORT Football」は6日、Aリーグ新規参入について、”シドニー南部を本拠地とするチームの入札が確認された”と報じました。

これは中国の不動産大手「JiaYuan Group」を中心とする団体によって結成されたチームとのこと。現在は彼らと本拠地となるシドニー南部の3協会が共同となって新チーム設立へ向けて動いているようです。

記事では”オーストラリア・サッカー界において歴史的な1日だ”と話すレス・マレー氏(オーストラリア・サッカー界の有名コメンテーター)のコメントが載っていますが、皆が歓迎ムードという訳ではないようです。特にシドニー南部に一定のファン層を持つシドニーFCサポーターからは「サポーターのパイの奪い合いになるのでは?」と懸念する声が挙がっています。

一方、少し名前がややこしいですが、オーストリアの飲料大手、レッドブル社も”Aリーグ参入に興味を持っている”とオーストラリアメディア「SBS」が報じています。

レッドブル社はレッドブル・ザルツブルグ(オーストリア)、レッドブル・ニューヨーク(アメリカ)、レッドブル・ブラジル(ブラジル)、ライプツィヒ(ドイツ)を運営しており、海外クラブ経営について豊富なノウハウを持つ多国籍企業。この記事によると、レッドブル社としては既存のチームを引き継ぐのではなく、”新たなチームを作ってAリーグに参入したい”という考えを持っているとのことです。

またセレッソ大阪を退団した元日本代表FW田代有三(34)がトライアルに参加しているNPL(実質的なオーストラリア2部リーグ)のウーロンゴン・ウルヴズも将来的なAリーグ参入の意向を示しています。

今回入札が確認されたチームはウーロンゴンと同じシドニー南部を本拠地とすることもあり、彼らの動向が注目されました。この件に関してオーストラリアメディア「FOX SPORT Football」によると、ウーロンゴン側は”地元の有力者などの支援を取り付けた”らしく、これまで通り参入へ向けての活動を継続していくようです。

仮に参入が実現すればAリーグではウェスタン・シドニー・ワンダラーズ以来、約5年振りに新クラブが誕生することに。今後の動向を見守りましょう。

アジアサッカー関連選手「マーク・オチーン」

名前 : マーク・オチーン(Mark Ochieng)

国籍:オーストラリア

ポジション:DF

年齢:20

所属:アデレード・ユナイテッド(Aリーグ)

抜群の身体能力を誇る右サイドバック。

ケニアで産まれ、9歳でオーストラリアに移住。オーストラリアのエリート選手養成機関「AIS」で指導を受けた。その後加入したAリーグのアデレード・ユナイテッドでは弱冠17歳でプロデビュー。先日行われたACLガンバ大阪戦でもスタメン出場したオーストラリア期待の逸材選手だ。

ちなみにオチーンの父親もケニア代表として活躍したプロサッカー選手とのこと。ケニア出身のオーストラリア人選手としては現在PSVのセカンドチームでプレーするオーストラリアU-23代表DFトーマス・デン(19)が有名だが、オチーンも彼の後に続くことが出来るか。これからの飛躍が楽しみな選手だ。